赤(レッド)は情熱の色?色が持つパワーや、カラーに期待できる効果とは?
私たちの生活から離れることのないものの一つに、『色』があります!
基本的に、目から入るものは全て色彩を持ち、またそれぞれの色は特徴を持ち、我々人間に様々な効果を与えます。
今回は、赤色(レッド)が持つ不思議な特徴や効果について、まとめてみたいと思います!
◆色が人間に与える効果とは?
人間の目から入る視覚情報のうち、80%以上が「色の情報」と言われています。
色彩は人間の心理面、生理面に影響を与え、色の使い方しだいで、その人の印象さえも決めてしまうそうです。
色にはそれぞれ特徴があり、知らず知らずのうちに、私たちの心理や行動に大きな影響を与えているのです。
『私はなぜこの色を好むのか?』
『このデザインにはなぜこの色が選ばれているのか?』
など、色の意味を通して、人の心理やデザインの意図など様々な情報を知ることができます。
◆色を使ったセラピーとは?
そんな、人間が持つ色への深層心理を使った心理的療法に、カラーセラピーというものも存在します。
カラーセラピーとは色を使った心理療法のことで、好きな色を選んだり、効果的な色彩を生活に取り入れることにより心や体を元気にするという効果が期待できます。
あなたが無意識に選んだ色には、実はあなたの性格や心身の状態が映し出されているのです。
・がんばりたいときに鮮やかな赤を選びがちであったり
・やさしい気分のときには明るいピンクを選びがちであったり
・ゆっくりしたいときには不思議と茶色や緑を選んだり
また、普段は鮮やかな赤が好きな人でも、
「疲れたな~今日はゆっくりしたいな~」というときには赤がうるさく感じることもあります。
色を選んだ時、そこにはあなたの隠された本心が表れてきます。
たとえば、あなたの心がつらい状態にあるときは、無意識につらい感情をはき出すことができる色を選択します。
それは、涙のような青色かもしれないし、
煮えたぎるマグマのような真っ赤な色である可能性もあります!
逆にあなたの心が幸せな状態のときには、その幸せを増幅させることのできる色を選択します。
そのときに、心が心地よい色を選んでいるのです。
色彩は心に刺激を与え、感情を豊かにしてくれます。
感情が麻痺したり、うまく感情を表現できなくなると、大きなストレスとなってしまいます。
ストレスは病気の原因となる危険なものです。
色を通して感情を表現することにより、心にたまったストレスとうまく付き合うことが可能になるのです!
あらゆる色への感じ方は、人間の深層心理を表していると言っても過言ではありません。
◆赤色(レッド)が持つ意味や、期待できる効果とは?
◉強いエネルギーをもたらすカラー
赤色は「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色で、積極的なリーダータイプの人に好まれることの多いカラーのひとつです。
また、やる気になっている時・元気がほしい時・自信を取り戻したい時・自分をアピールしたい時など、エネルギーが満ち溢れているか補給したい時には、赤を求める人が多い傾向があります。
一方で、赤は「怒り・攻撃的」といったネガティブなイメージも持っています。
怒りや攻撃性も強いエネルギーのひとつです。
活力や情熱と同じ強いエネルギーが、ネガティブな表れ方をしたものとも捉えることができます。
◉自己主張の激しい、目立つカラー
赤はとても自己主張が激しく、かつ小さくても目立つカラーであると言えます。
そのため、信号機やパトランプ、消火器など、危険を表すサインとして度々利用されます。
赤は、血や肉・熟した果実の色であり、遠い昔から「生命に直結する」色という認識がされています。
そのため人は本能的に赤に反応するようなったのではないかと考えられています。
また、食欲や性欲といった動物的な生きる力(生命力)を高めるといった特徴も持っています。
◉あたたかさを感じるカラーでもある
赤は暖色の代表的な色で、あたたかみを感じることのできるカラーの一種です。
赤に囲まれた部屋では体感温度が2~3℃上がるという実験結果も報告されているほどです!
これは赤の光が「交感神経」を刺激し、脈拍と体温が上がり血流がよくなるためだという見解がなされています。
寒気を感じる時や慢性的な冷え性対策に赤の効果を取りいれると効果的です!
冷えやすいお腹や足先には、赤の下着と靴下を着用することをオススメします♡
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